お酒とは何か
■ お酒の起源
お酒がいつから造られたのかは定かではない
が、紀元前2500年頃のエジプトの壁画に酒造り(ワイン)の様子が書かれている。 また 「ギルガメッシュ叙事詩」 (紀元前2000年頃)には赤
ワインと白ワインを作ったという記述がある。 もう少し新しくなると、かの有名な 「ハムラビ法典」 (紀元前1700年頃)に、ワインに関する規定があ
り、一般に酒が飲まれていた事がうかがえる。
日本ではどうだろう。
縄文時代前期(紀元前3000年頃)の池内遺跡(大館市)で、果実酒の濾過跡と思われる場所が見つかった。 また、縄文時代中期の井戸尻遺跡(長野県富士
見町)でも、酒の仕込みに使われたと考えられる土器が出土している。
どうやら、かなりの大昔から酒は人類の友だったようだ。 友は大切にせんとなあ。
■ お酒に関係する意外な言葉
お酒の中でも、古代ギリシャではワインは水割りで飲まれていたそうである。 理由は諸説あって、味が濃かったから、高価だったから、アルコール濃度が高
かったからなどさまざま。 どちらかといえば、食事の後の歓談の時に飲まれることが多く、古代ギリシャの哲学者はワインを片手に盛んに議論を行いました。
syn(ともに)とposis(飲酒)が合
成した古代ギリシャ語の言葉「シュンポジオン」が、現代のシンポジウム(議論)の語源です。 もともとは、共に飲むという意味だったわけです。
今のシンポジウムにはお酒が出ないなあ。
でも懇親会に出ればいいか、そちらがシンポジウムの本番かな。
■ 現代のお酒の定義
日本でお酒を定義している法律に酒税法があ
る。
この法律によると、酒類とは 「アルコール分一度以上の飲料をいう」 と定義されている。
ということは、アルコールが含まれていても1%以下ならお酒とは言えない事になる。
さらに酒類は次の10種類に分類されてい
る。
- 清酒(日本酒)
- 合成清酒
- 焼酎
- みりん
- ビール
- 果実酒類
- ウイスキー類
- スピリッツ類
- リキュール類
- 雑酒
まれに合成酒をディスカウントストアなどで
見かける事があるが、これは日本酒とは別の分類とされている。
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